神戸新聞社
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働き方を考える

論説委員

大切なのは
「続けたい」と思う気持ち

小林 由佳

KOBAYASHI YUKA

淡路総局、社会部(現報道部)、文化生活部などを経て2015年2月から18年2月まで経済部長兼大阪編集部長。18年3月から現職。1990年入社

  

 小学5年の娘がいます。夫と共働きのため、家庭との両立はときに綱渡りですが、メリハリをつけた働き方を心がけています。ベースは「頑張り過ぎない」。ただし、「ここというときは可能な限り全力で」。周囲に上手に甘えることも、働き続ける上で大切な要素だと思います。
 論説委員の主な仕事は社説やコラムを書くこと。社説はいわば新聞社の「主張」です。翌日の朝刊にどのようなテーマで、どんな論旨を展開するかは、毎朝の論説委員の会議で話し合って決めています。
 合議制とはいっても、各論説委員の問題意識や視点が問われます。私は教育や社会保障、地域経済などの分野を担当しています。子育てをしていることが、社説を書く上でとても役に立っていると感じます。「生活者としてのものの見方」がこれからの記者にはもっと求められるでしょう。
 論説委員になるまでは経済ニュースを追いかける経済部に長年在籍し、3年間部長を務めました。当時、メンバー14人のうち4人が子育て中の女性でした。どうしたら働きやすくなるかを考えるのも部長の仕事。普段から部員とよく話をするようにして、各人が力を発揮できる環境づくりに努めました。
 ワークライフバランスは10人いれば10通りあると思います。くじけそうになる時もあるでしょう。でも、「続けたい」と思う気持ちがあれば大丈夫。一緒に悩みながら背中を押す存在でありたいなと思っています。

2017年、社内に女性活躍推進委員会(2018年、ワーク・ライフ・デザイン委員会に改組)を発足。アンケートやヒアリングを実施し、社員の本音と向き合いました。全社員が効率よく働きながらキャリアを重ねるための環境づくりを目指しています。