神戸新聞社を知る

ワーク・ライフ・デザイン宣言

WORK LIFE DESIGN

神戸新聞グループは地域に根差した信頼される存在として、多様な価値観を大切にする企業グループを目指します。
変化の激しい時代に対応し、発展を続けていくためには、多様性のある社員一人一人の活躍が欠かせません。
そのため、性別や年齢、障害の有無などにとらわれない人事配置や育成を重要な経営戦略と位置づけます。育児や介護などの事情で制約がある社員も、意欲や能力に応じてキャリアを重ねることのできる環境をつくります。こうした取り組みを点検、検証する仕組みを整えます。
すべての社員が自分の仕事をデザインしていけるような、自律的で新しい働き方を進めていきます。

――私たち、変わりつつあります。

「長時間労働で休みは少ないんじゃないか」「男性が多くてお堅い感じ」
「女性はいかにも、なバリキャリ?」…。
新聞社に対してこんなイメージを抱かれていませんか? 確かにこれまではそうでした。ニュースという生ものを扱っている以上、夜間や土日の勤務は避けて通れないのも事実です。

でも、それ、神戸新聞社では変わりつつあります。

2023年、社内でワークショップを開催し、「ワーク・ライフ・デザイン宣言」の見直し改定を議論した。

2017年3月、社内に女性活躍推進委員会(2018年、ワーク・ライフ・デザイン委員会に改組)を発足させ、アンケートやヒアリングで徹底的に社員の本音を聞きました。男性、女性、既婚、未婚、子どもの有無。キャリアへの考え方、理想の仕事…。「職種のデパート」だけあって、まさに千差万別。 たくさんの「だけじゃない」が飛び出しました。

私たちの目指すところは男女問わず全社員が多様な働き方を選ぶことができ、効率よく働きながら、キャリアを重ねていく環境を整えることです。

仕事以外の時間、休日を有意義に過ごし、人間としての深みをもってもらうことが、会社としての業務の幅につながると考えています。

自分で自分の仕事をデザインしよう。
会社は、自律的に働く社員一人一人を支えていこう。
それが「ワーク・ライフ・デザイン宣言」です。
いっしょに、働きませんか。

★神戸新聞社は「ひょうご仕事と生活の調和推進企業」に認定されました!

神戸新聞社行動指針(2025年1月改定)

  1. 2030年の目標として、部次長以上の役職者の女性比率を現状(24年3月)から倍増し、15%とします
  2. 男性の育休取得は100%を目指します。取得を促進するため、専門研修や職場の環境づくりを進めます。
  3. 組織内の意思決定を図る会議、採用・インターンシップ、各種プロジェクトチームなどに女性など少数者を参画させるよう職場環境づくりに努めます。アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)を排し、フェアな育成、人事配置を心掛けます。
  4. 記事、写真、広告など自社が発信するあらゆるコンテンツにおいて、人権やジェンダー平等に配慮します。編集局内の「ジェンダー表現研究会」などで日々チェックし議論を重ねます。
  5. LGBTQ+への理解を進めるよう研修などに必要な要素を盛り込みます。

あらゆるハラスメントを、「発生させない」「見逃さない」「許さない」。各職場に配置しているハラスメント委員制度等を活用し、相談しやすい環境を整えます。ハラスメントにつながるような兆候を看過せず、また、再発を防ぐ土壌づくりに努めます。心理的安全性の高い職場づくりに向け、専門研修などを行います。取材先や取引先など社外からのハラスメントにも対応します。

一人ひとりの個性や能力を生かすために、社内コミュニケーションを活性化させます。ワークショップやテーマ別研修などを通じて、世代や所属部署を越えた交流や意見交換の場を設けます。

  1. 多様な働き方を進めるためにリモートワークの環境整備をさらに進めます。
  2. 年齢や慣習にとらわれず、個人が活躍できるようキャリアの複線化を図ります。50代後半から60代のシニア世代も、それぞれの経験や能力を活かして社内セカンドキャリアに挑戦できる環境を整えます。研修の見直しやリスキリングを行い、新たな業務・役割を担ってもらいます。一方で、若手中堅世代も仕事の幅を広げられるよう、成長の機会を設けます。