社会部、加西支局(北播総局)、社会部、明石総局、文化生活部、報道部、阪神総局を経て2019年5月から報道部。 2001年入社
入社13年目に長女、15年目に次女を出産し、2度の育休を取得しました。現在は報道部で阪神・淡路大震災報道などを担当しています。
出産以前は日付が変わっての帰宅が日常茶飯事でした。それが育児短時間勤務制度の取得で、1日のスケジュールはこんなふうに変化しました。
例えば、長女が小学低学年、次女が保育園児だった時のこと。
午前7時45分、長女を小学校に送り出し、午前8時半には次女を自転車に乗せて保育園に送って行きます。電車に乗り換えて同9時半に出社。県内各地に取材に出掛けたり、記事を執筆したりし、午後5時すぎに会社を出て、同6時に再び自転車にまたがって保育園、次に小学校の学童保育に迎えに行きました。
帰宅後は、夕食を作って子どもと食べ、洗濯、入浴、寝かしつけ…。取材によっては時間通りにいかず、夫とスケジュールをやりくりしながらの毎日でした。
幼い子どもは頻繁に熱を出します。保育園からの呼び出しで早引きや、休むことも。
そんな中、報道部でも以前勤務した阪神総局(西宮市)でも、上司や同僚の
理解があり、両立に背中を押してもらいました。
また、仕事につながる新たな気づきもあります。自治体ごとの教育環境の違いや災害時の対応の差など、子育てしながら疑問に感じたことが、取材のきっかけにもなりました。
今、長女と次女は、小学5年と同3年になりました。仕事のやりがいも悔しさも、育児の悩みもうれしさも、それぞれが力になります。皆さんが抱いている「新聞記者像」があると思いますが、こんな記者もいると知ってもらえたら。
※2024年