神戸新聞社 RECRUIT2025
ENTRY

働き方を考える

編集局報道部

育児も仕事も
それぞれが力になる

中島 摩子

NAKAJIMA MAKO

社会部、加西支局(北播総局)、社会部、明石総局、文化生活部、報道部、阪神総局を経て2019年5月から報道部。 2001年入社

 入社13年目に長女、15年目に次女を出産し、2度の育休を取得しました。現在は報道部の遊軍記者として働いています。
 出産以前は日付が変わっての帰宅が日常茶飯事でした。それが育児短時間勤務制度を使って働くようになり、1日のスケジュールはこんなふうに変わりました。
 午前7時45分、8歳の長女を小学校に送り出し、午前8時半には6歳の妹を自転車に乗せて保育園に送って行きます。電車に乗り換えて同9時半に出社。県内各地に取材に出掛けたり、記事を執筆したりし、午後5時すぎに会社を出て、同6時に再び自転車にまたがって保育園、次に小学校の学童保育に迎えに行きます。
 帰宅後は、夕食を作って子どもと食べ、洗濯、入浴、寝かしつけ…。取材によっては時間通りにいかず、夫とスケジュールをやりくりしながらの毎日です。
 幼い子どもは頻繁に熱を出します。保育園からの呼び出しで早引きや、休むことも。そんな中、報道部でも以前勤務した阪神総局(西宮市)でも、上司や同僚の理解があり、両立に背中を押してもらいました。
 また、仕事につながる新たな気づきもあります。自治体ごとの教育環境の違いや災害時の対応の差など、子育てしながら疑問に感じたことが、取材のきっかけにもなりました。
 仕事のやりがいも悔しさも、育児の悩みもうれしさも、それぞれが力になります。皆さんが抱いている「新聞記者像」があると思いますが、こんな記者もいると知ってもらえたら。

※2022年