神戸と姫路の2本社、東京・大阪・東播(加古川)の3支社と、兵庫県内にある7総局、18支局に200人以上の記者を配置し、兵庫県全域をフィールドに取材を続けています。阪神間から日本海沿岸部、淡路島まで広い範囲に情報を届けます。
事件、事故はもちろん、政治、行政、選挙、教育、医療、科学、防災など、私たちの日々の生活にかかわる幅広い分野を取材対象にしています。神戸市内が主な対象地域ですが、兵庫県全域や大阪なども随時、カバーします。防災の分野では、2025年に迎える阪神・淡路 大震災30年の節目に向け、教訓を未来につなぐ取材を進めています。また医療では、県内 の医療楕報や患者の闘病記をまとめた「病を知る一ひょうご」などに取り組んでいます。
電子版「神戸新聞NEXT」のほか、ヤフーニュースなどの外部ポータルサイトやデジタルサイネージなど、さまざまな電子媒体にニュースを配信。スポーツ、経済、おでかけといった専門サイトの運営も行っています。また、X(旧ツイッター)やフェイスブック、LINE、インスタグラムなどを活用し、SNSを通じてユーザーとの関係性を深める取り組みもしています。
兵庫県内の企業や地場産業、経済活動を取材します。金融・財界や製造、流通・農業など業種に分けて担当し、横断的な取材にも力を入れています。県内の経済ニュースに特化したひょうご経済面を持ち、全国の地方紙の中でも充実した経済面を誇ります。社長などに迫るトップインタビューや企業の戦略を深掘りする企画、農林水産の現場レポートなど、多彩な紙面は読者から高く評価されています。
美術、学術、文芸、囲碁・将棋などの文化分野の取材と、舞台、音楽、映画、放送といった芸能分野の取材を主に担当し、文化面をはじめ朝夕刊の各ページに記事を掲載しています。水曜日と金曜日の「eスタイル」面でエンタメやカルチャー情報を発信。電話で読者の声を聞く人気コーナー「イイミミ」、投稿欄の「発言」で読者との双方向の紙面づくりを進めています。
プロ、アマを問わず幅広くスポーツを取材。神戸はJリーグ「ヴィッセル神戸」、ラグビー「コベルコ神戸スティーラーズ」、サッカー女子「INAC神戸レオネッサ」、西宮はプロ野球「阪神タイガース」の本拠地であるほか、兵庫県は高校野球や高校駅伝を筆頭に全国制覇を果たしてきた競技が数多く、歴史に残る名勝負を取材してきました。地域スポーツの報道は読者の厚い信頼を得ています。
事件、事故などさまざまな出来事やスポーツニュースの写真、連載企画を担当。紙面のビジュアル化が求められる中、大型写真企画など映像表現に多角的に携わっています。電子版「神戸新聞NEXT」などで使用する動画取材にも取り組んでいます。
本紙取材部門をはじめ、通信社や友好紙から送信される原稿のニュース価値を判断し、掲載面の割り振り、扱いを決定。見出しをつけ、レイアウトします。政治、国際、経済ニュースを担当する硬派グループ、社会面を扱う軟派グループ、スポーツ面の運動グループ、文化・くらし・芸能・レジャーのフィーチャーに大別されます。
県内各地域のきめ細かい情報を届ける地域ニュース面を担当。本社、支社、総局から送られてくる記事をもとに、地域の特色や課題を考慮しながら紙面編集しています。
イラスト、図版、カラーコーディネートを担当しています。ニュースを分かりやすくビジュアルにお届けする図解作成なども担当しています。
編集の最終関門で原稿、見出し、図表、数字、固有名詞などをチェック。事実関係、適切な表現の在り方なども審査しています。
姫路本社と、東播(加古川)、大阪、東京の3支社、兵庫県内7総局20支局に、記者を配置しています。「もっといっしょに」を合言葉に、地域パートナー宣言に沿って地域の情報を取材、発信する最前線です。
このうち最大規模の姫路本社は、姫路市をはじめ西播磨の5市6町を、編集部と6支局でカバーしています。日々の事件事故や行政のニュースはもちろん、世界遺産・国宝姫路城、勇壮さで知られる灘のけんか祭りなど、地域発の話題はすべて取材します。
また過疎化や少子高齢化など、地域の課題をじっくりと掘り下げ、連載記事などにして読者に伝えています。
ある神戸新聞記者の一日
新聞の「顔」といわれる社説と1面コラム「正平調」、署名入りコラム「日々小論」を毎日執筆しています。政治、経済、事件・事故、生活、文化などさまざまな分野で取材経験を積んできた記者が、その蓄積をもとに日々のニュースを分析し、論評する部署です。問題点を浮き彫りにして、解決策を提言したり、多様な議論を促したりする役割も担っています。
日曜日付「オピニオン」のページの「編集委員インタビュー」、コラム「あ・ん」などを担当しています。読者の投稿写真で構成する「昭和のアルバム」も受け持ちます。