丹波総局、編集局社会部(現・報道部)、明石総局、編集局紙面編集部を経て、2022年3月から現職場。2009年入社
私たち神戸新聞社は120年以上、紙の新聞を一軒一軒に宅配するという形でニュースを届けています。記者の取材に裏付けられたニュースは、確かな情報として地域の信頼を得ています。
しかし今、朝夕の電車の中で新聞を広げている人は、ほとんどいません。手元のスマホに目をやっている人ばかりです。私もそうです。私の妻も友人も、おそらく同じです。
では、新聞社はこのまま無くなってしまうのかというと、私はそうは思いません。
大切なことは、紙なのかデジタルなのかといった「手段」ではなく、確かな情報や信頼できるサービスを、読者やユーザーに提供し続けることだと考えているからです。
そのためには、変化を恐れてはいけません。私たちは、読者やユーザーのデータからニーズを丁寧に拾い、編集、販売、広告といったさまざまな部門と協力しながら、「確かな情報」を届ける新しい仕組みづくりに取り組んでいます。
情報発信の中心が紙からデジタルに変わっても、「確かな情報」に対する責任という変わらぬ軸を持って、変化に挑戦していきます。
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