神戸新聞社 RECRUIT2025
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先輩社員に聞く

DX推進局ユーザー・コミュニケーション部

変わらぬ「軸」持ち
変化に挑む

奥平 裕佑

OKUDAIRA YUSUKE

丹波総局、編集局社会部(現・報道部)、明石総局、編集局紙面編集部を経て、2022年3月から現職場。2009年入社

  

 私たち神戸新聞社は120年以上、紙の新聞を一軒一軒に宅配するという形でニュースを届けています。記者の取材に裏付けられたニュースは、確かな情報として地域の信頼を得ています。

 しかし今、朝夕の電車の中で新聞を広げている人は、ほとんどいません。手元のスマホに目をやっている人ばかりです。私もそうです。私の妻も友人も、おそらく同じです。

 では、新聞社はこのまま無くなってしまうのかというと、私はそうは思いません。

 大切なことは、紙なのかデジタルなのかといった「手段」ではなく、確かな情報や信頼できるサービスを、読者やユーザーに提供し続けることだと考えているからです。

 そのためには、変化を恐れてはいけません。私たちは、読者やユーザーのデータからニーズを丁寧に拾い、編集、販売、広告といったさまざまな部門と協力しながら、「確かな情報」を届ける新しい仕組みづくりに取り組んでいます。

 情報発信の中心が紙からデジタルに変わっても、「確かな情報」に対する責任という変わらぬ軸を持って、変化に挑戦していきます。

学生へ一言

就職活動では、目の前の試験や面接に精いっぱいになってしまうと思いますが、肩の力を抜いて、なるべく気持ちにゆとりを持って取り組むほうが良いかと思います。良い結果が出ても、そうでなくても一喜一憂せず、自分の心を上手にコントロールして臨んでください。