神戸新聞社 RECRUIT2025
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先輩社員に聞く

編集局報道部

地域密着の取材で感じる
人の温かさ

勝浦 美香

KATSUURA MIKA

編集局報道部、明石総局、姫路本社佐用支局。2016年入社

  

 2022年9月末まで担当していたのは、姫路市の西北に位置する佐用町。野生の動物が多く、日が沈むと一気に人通りが少なくなる、多くの人がイメージする「田舎」そのものの地域です。

 佐用を含む西播磨には計六つの支局があり、それぞれが「西播版」というページに記事を書くのが毎日の基本的な仕事です。
 支局といっても、記者は1人。これまで所属した職場には、分野ごとに担当記者がいましたが、今では役場から事件・事故、町の話題まで、全て私の担当です。自分が記事を書かなければ誰にも伝わらないので責任は重大です。
 それだけ頼りにされているということですから、取材に行くと喜ばれるのはもちろん、「これ食べていきな」「お茶飲んでいきな」と声を掛けられ、ついつい長話になってしまうことも。この町ならではの時間の流れ方と、人の温かさを感じながら日々働いています。

 また佐用町は2009年8月の県西・北部豪雨で大きな被害に遭った所でもあります。ここで暮らし、取材を重ねる記者だからこそ、人々の気持ちに寄り添いながら伝えられることがあるのではないでしょうか。
 これだけ地域に密着した仕事ができるのも、たくさんの支社総局を持つ神戸新聞ならでは。濃い仕事を一緒にやってみませんか。

学生へ一言

新聞記者でも、部署や担当ごとにさまざまな働き方があります。地域に深く携わりたい人は、記者に向いているかもしれませんよ。